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ラヴェル :  ラ・ヴァルス(連弾)
Ravel, Maurice :  La valse

作品概要

出版情報 作曲年: 1919-20年  出版年: 1921年 

作品解説

2009年9月 執筆者: 加藤 麗子
原曲は「管弦楽のための舞踏詩」として作曲(1919~1920年)され、1921年には作曲者自身による2台ピアノ編も完成している。これらをもとに、ラヴェルの生涯の友人であるルシアン・ガーバン(Lucien Galban/1877~1957年)氏の手によって連弾(1台4手)編が編曲され、デュラン社から出版された。連弾版は、2台ピアノ版と比較すると、編曲上の制約から若干簡略化されて響きの薄い部分があるものの、オーケストレーションの妙技を発揮しながらプリモ奏者とセカンド奏者が絡むパフォーマンスを要するなど、『一人では 不可能な音楽を二人で実現する』芸術作品となっている。楽譜上にぺダリングの指示がないため、セカンド奏者はプリモ奏者の響きを計算しながらぺダリングの工夫をしなければならず、ソロ版と同様に技術的な難易度が高いことに変わりはない。ピアノ1台でありながら、華麗で官能的にしてユーモアな色彩のパレットを生み出し 、クライマックスでは熱狂の渦となる演奏効果の優れた作品である。 …続きを読む
 同時期に作曲された楽曲
  パルティータ ト短調/カルク=エーレルト  [1923年]
  ピアノ五重奏曲/ブリス  [1919年]
  主題と変奏/ニールセン  [1917年]
  アスレホス/アルベニス  [1909年]
  ペセブレ/モンポウ  [1914-17年]

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  「光と影の変奏曲」より(PA使用)加藤 麗子/岡本 美緒里
  「時の幻燈」より)加藤 麗子/岡本 美緒里

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