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リスト :  半音階的大ギャロップ
Liszt, Franz :  Grand galop chromatique S.219 R.41

作品概要

出版情報 作曲年: 1838年  出版年: 1883年 

作品解説

2007年8月 執筆者: 和田 真由子
1838年作曲された。変ホ長調でかかれた快活な小品であり、数あるギャロップの中で、最も完成度が高いものの一つ。文字通り、半音階の上行旋律で構成され、執拗な増三和音が特徴的である。ピアニシモからフォルテティシモまでの音量域で、かつ発想記号の表記が目まぐるしい。中間部では、右手の高速な跳躍が求められる。
演奏史においては、ジョルジュ・シフラの影響力が非常に強く、ヴィルトゥオーゾピースとして広く知られている。フランツ・リスト自身もアンコールピースとして愛奏していた。
ホ長調の簡易版が存在し、トリオの部分では《舞踏会のギャロップ S220》が組み込まれている。ここでは、主題の重音が取り除かれており、効果的に演奏難度が下げられている。
 同時期に作曲された楽曲
  アンダンテ・コン・モー…/メンデルスゾーン  [1830年]
  ポルカ ハ長調「学生生活より」/スメタナ  [1842年]
  ピアノ・ソナタ ト短調/スメタナ  [1846年]
  2つのメロディ/フランク  [1841以前年]
  コンチェルトシュトゥッ…/メンデルスゾーン  [1832年]

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