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モーツァルト :  ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調
Mozart, Wolfgang Amadeus :  Konzert für Klavier und Orchester Nr.2 B-Dur K.39

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 第1楽章 Mov.1 Allegro spiritoso 5分30秒 No Image
2 第2楽章 Mov.2 Andante5分30秒 No Image
3 第3楽章 Mov.3 Molto allegro3分30秒 No Image
出版情報 作曲年: 1767年 

作品解説

2008年2月 執筆者: 稲田 小絵子
 モーツァルトのオリジナルなピアノ協奏曲は第5番からであり、1767年、11歳のときに生み出された第1~4番のピアノ協奏曲は、他人のピアノ・ソナタの編曲である。原曲は主にパリで活躍していたドイツ系作曲家のものであり、旅行中の交流によって、モーツァルトに強い影響を与えた。父レオポルトは彼らの作品の楽譜を持ち帰り、息子に協奏曲の作曲を練習させたのだろう。自筆譜には、父親の筆跡も残っている。
当時のパリはヨーロッパにおける文化的中心地であった。1760年代、各地を訪れていたモーツァルト父子がパリに滞在したのは63年11月からの5ヵ月間と66年5月からの2ヶ月間である。2度のパリ訪問を含むこの西方旅行によって、少年モーツァルトはさまざまな音楽を吸収し、作曲の幅も広げることになった。4曲のピアノ協奏曲はその成果のひとつといえよう。

各楽章の原曲は以下のとおり。
第1楽章=H. F. ラウパッハ(1728-78)、作品1-1(第1楽章)
第2楽章=J. ショーベルト、作品17-2
第3楽章=H. F. ラウパッハ、作品1-1(第3楽章)

ヘルマン・フリードリヒ・ラウパッハ(1728-78)は北ドイツに生まれ、サンクト・ペテルブルクで活躍した音楽家。 …続きを読む
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