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グリーグ  :  ピアノ協奏曲 イ短調
Grieg, Edvard Hagerup  :  Piano Konsert  Op.16
ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) [ piano and orchestra(concerto) / 協奏曲

作品概要

楽章・曲名 演奏時間
1 第1楽章  /  Mov.1 Allegro molto moderato 12分 0秒  -- 
2 第2楽章  /  Mov.2 Adagio 6分 0秒  -- 
3 第3楽章  /  Mov.3 Allegro moderato molto e marcato - Quasi presto - Andante maestoso 9分 30秒  -- 
27分 30秒
作曲年:1868
出版年:1872
初出版社:ライプツィヒ

楽曲解説

総説 2007年11月  執筆者: 齊藤 紀子
 グリーグの作品においてのみならず、古今のピアノ協奏曲の中でも重要な位置を占める「名曲」。親友のエドムント・ノイペルトに捧げられており、完成の翌年、ノイペルトによって初演された。
 フランツ・リストが本作品を初見で弾いて絶賛したというエピソードが伝わっており、今日一般的に使用される版は、このときのリストのアドヴァイスを反映したものとされている。また、シューマンのイ短調協奏曲との類似もよく指摘される。レコード商品としては、この2曲が組み合わされることが多い。
 
 第1楽章は、イ短調のアレグロ・モルト・モデラート。4分の4拍子で書かれている。ティンパニのトレモロで開始し、そのすぐ後にピアノが、オクターヴによるパッセージを繰り広げる。このパッセージからして、既にノルウェーの情緒をうかがわせている。そこに続く第1テーマは、オーケストラの軽快なメロディーと歌唱声に溢れたメロディーから構成されている。そして、それに対比を成す第2テーマは、チェロが提示する。
 第2楽章は、第1楽章の主調からみて長3度にあたる調の異名同音の変ニ長調で書かれている。アダージョのこの楽章は、8分の3拍子で、3部リート形式の形をとっている。弱音器を付けた弦楽器がノルウェーの情緒溢れるメロディーを歌い始う。中間部の繊細な音楽を経て、再現部では、ピアノが前面に出て歌いあげる。アタッカで次の楽章へと続く。
 第3楽章は、アレグロ・モデラート・モルト・エ・マルカート。第1楽章と同じイ短調で書かれ、4分の2拍子の自由なロンド・ソナタ形式の形をとっている。マーチによる導入の後、ピアノのカデンツァで開始する。ノルウェー舞曲を思わせる第1テーマは、ピアノが提示する。そして、中間部では、フルートがとりわけ叙情性に溢れた牧歌的なメロディーを歌いあげる。その後、一度クァジ・プレストにテンポを急迫させてから、アンダンテ・マエストーソとなり、堂々とした終曲に至る。
■参考文献:Edvard Grieg “Klavierwerke 2” C. F. Peters 2000
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