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シューマン  :  アベッグ変奏曲 ヘ長調
Schumann, Robert  :  Theme sur le nom d'Abegg Varie F-Dur  Op.1
ピアノ独奏曲 [pf/ 変奏曲

作品概要

演奏時間 譜例  
9分 0秒  --- 
作曲年:1829-30
出版年:1831
初出版社:Kistner

楽曲解説

総説 執筆者: ピティナ編集部
 ロベルト・アレクサンダー・シューマンは、始めはピアニストを志し、無理な練習から指を痛めて、作曲に専念するようになった。そのため、作曲に専念してからの約10年間は専らピアノ曲の作曲に没頭し、数々のピアノの名曲を書いている。
 伯爵令嬢パウリーネ・フォン・アベッグに献呈されたこの曲は、シューマン20才の1829~30年に書かれた。このアベッグという令嬢は架空の人物だが、この名の綴り(ABEGG)を音名に当てはめテーマを導き出すという、当時としては斬新な方法を採っている。
 全体は、主題(アニマート、ヘ長調、3/4拍子)と3つの変奏(いずれもヘ長調、3/4拍子)、カンタービレ(変イ長調、9/8拍子)、幻想曲風フィナーレ(ヘ長調、6/8拍子)から成るが、その随所に従来の常識を大きく逸脱したシューマンらしいアイディアに富んだ、魅惑的な変奏曲である。

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