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フリブレ  :  アンニック
ピアノ独奏曲 [pf/ 種々の作品

作品概要

演奏時間 譜例  
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楽曲解説

演奏のヒント 2017年4月  執筆者: 大井 和郎
 この曲を演奏するに当たって、気をつける点がいくつかあります。

 まずテンポの問題です。この曲は急ぐ感じが出てもいけませんし、かといって間延びしてしまってもいけません。縦割りの音楽では無い事は確かですので、横に流れるように演奏しなければなりません。筆者の見ている楽譜は演奏時間が1分と書かれてありますが、あまりこの分数を気にされなくて良いと思います。曲中には細かいテンポ変更やタイミングの指示が書かれてあります。少なくともそれらの指示には従って下さい。これは筆者の考えになってしまいますが、4分音符=180位でも良いと思います。テンポは担当の先生とよく相談されて下さい。

 次の問題はバランスの問題になります。この曲は通常の非和声音を遙かに超えて、通常では考えられない音が書かれてあります。例えば7-8小節間の右手と左手の7度クラッシュなどかなりレアな書き方をされてあります。このようなクラッシュをまともに弾いてしまうと、本当にとげとげしく、固く、不協的に聞こえてしまいます。このような場合、左手の音量を極力落として、あたかも異なった楽器によって演奏されているようにバランスを取ります。バランスを取ることによって、
クラッシュも柔らかくなります。

 バランスを取る際に、もう1つ注意があります。1-3小節間、9-10小節間、25-27小節間、左手の1拍目にテヌートマーキングやアクセントマーキングが書いてありますね。これはバスの役割を果たす音として書かれてありますので、2-3拍目の音よりも少し強めに弾くと良いです。

 フレーズは曲中ほぼ4小節単位で進行していると見て良いでしょう。そしてこれら4小節のフレーズをよく見て下さい。4小節単位の3小節目に音価の大きな音符が書いてある事にお気づきでしょうか?例えば3小節目、11小節目、15小節目、23小節目、などです。学習者は4小節単位のフレーズの3小節目をゴールに持って行くように進んでいきます(3小節目に導かれるような演奏が望ましいと思います)。故に、例えば、1-4小節間、右手メロディーで、3小節目のDは、最も大きく、4小節目のCはDよりも小さく弾きます。

 同様に、11小節目のメロディーAは次の小節のGで音量を落とします。4小節単位のダイナミックコントロール(シェーピング)はこのように処理をして下さい。ただし、例えば15小節目のメロディー音Eは、前の小節のGHDFからの解決和音(CEG)だと思いますので、このEは例外です。学習者は先生と話し合い、和声進行も鑑みた上でシェーピングを作って下さい。

 形式はAが、1小節目ー16小節目になり、ここは、1-8小節間 と 9-16小節間に分かれます。勿論2回目のフレーズの方が音量は大きくなりますが、13-16小節間はC-durに転調し、カラーが変わりますので、もしかしたらここは音質的には柔らかいかもしれません。

 Bセクションは、17-24小節間になり、ここも、17-20、21-24の2つに分かれます。ここも当然ながら23小節目のHをピークにしますので、2回目の、21-24の音量を17-20よりも大きくします。

 Aセクションの戻りは、25ー32小節間になります。特にcodaらしいものはありませんが、29小節目でテンポが変わりますので、ここからゆっくり、消えるように終わります。

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