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ショパン  :  24のプレリュード(前奏曲集)
Chopin, Frederic  :  24 Preludes  Op.28  CT166-189
ピアノ独奏曲 [piano solo/ 前奏曲

作品概要

楽章・曲名 演奏時間
1 第1番 ハ長調  /  Op.28-1  C-Dur 0分 30秒 譜例
2 第2番 イ短調  /  Op.28-2  a-moll 2分 00秒 譜例
3 第3番 ト長調  /  Op.28-3  G-Dur 1分 00秒 譜例
4 第4番 ホ短調  /  Op.28-4  e-moll 2分 00秒 譜例
5 第5番 ニ長調  /  Op.28-5  D-Dur 0分 40秒 譜例
6 第6番 ロ短調  /  Op.28-6  h-moll 1分 50秒 譜例
7 第7番 イ長調  /  Op.28-7  A-Dur 0分 50秒 譜例
8 第8番 嬰ヘ短調  /  Op.28-8  fis-moll 1分 40秒 譜例
9 第9番 ホ長調  /  Op.28-9  E-Dur 1分 10秒 譜例
10 第10番 嬰ハ短調  /  Op.28-10  cis-moll 0分 30秒 譜例
11 第11番 ロ長調  /  Op.28-11  H-Dur 0分 30秒 譜例
12 第12番 嬰ト短調  /  Op.28-12  gis-moll 1分 10秒 譜例
13 第13番 嬰ヘ長調  /  Op.28-13  Fis-Dur 2分 30秒 譜例
14 第14番 変ホ短調  /  Op.28-14  es-moll 0分 30秒 譜例
15 第15番 変ニ長調 「雨だれ」  /  "Raindrop"Op.28-15   Des-Dur 5分 00秒 譜例
16 第16番 変ロ短調  /  Op.28-16  b-moll 1分 10秒 譜例
17 第17番 変イ長調  /  Op.28-17  As-Dur 2分 30秒 譜例
18 第18番 ヘ短調  /  Op.28-18  f-moll 1分 00秒 譜例
19 第19番 変ホ長調  /  Op.28-19  Es-Dur 1分 20秒 譜例
20 第20番 ハ短調  /  Op.28-20  c-moll 1分 40秒 譜例
21 第21番 変ロ長調  /  Op.28-21  B-Dur 1分 40秒 譜例
22 第22番 ト短調  /  Op.28-22  g-moll 0分 50秒 譜例
23 第23番 ヘ長調  /  Op.28-23  F-Dur 0分 50秒 譜例
24 第24番 ニ短調  /  Op.28-24  d-moll 2分 30秒 譜例
35分 0秒
作曲年:1836-39
出版年:1839
献呈先:Camille Pleyer, Joseph Christoph Kessler
初出版社:Breitkopf & Härtel

楽曲解説

総説 2008年7月  執筆者: 朝山 奈津子
 すべての長短調を網羅した24の前奏曲。1838年にマヨルカ島で完成された。これは、小説家ジョルジュ・サンドとの恋愛関係が始まって間もなくの時期であり、サンド一家の転地保養にショパンが同行した最初の機会である。ショパンはこの旅行を実現するためにパリでのレッスンをいくつも断り、一方で知人たちから少なからぬ借金をした。パリの出版家プレイエルが《前奏曲集》に前金を支払ったのも、旅行費用を援助するためだった。
 実際の作曲年代はそれより古く、いくつかの曲はすでに1836年ころに着手されていたようだ。マヨルカへ旅立ったときにどれだけの曲が完成していたのかは不明だが、10月末にパリを出たショパンがこの曲集の自筆譜をパリに送り出したのが翌39年1月であり、さらにこの期間に病気で長く臥せっていたことなども考えると、おそらくショパン自身、マヨルカへ着く頃にはすでに曲集の全体がみえていたのだろう。ショパンにとって、バッハ平均律クラヴィーア曲集》の伝統に連なる作品を残すことは、かねてからの願いであり、音楽家としての使命でもあったのだ。
練習曲集》においてショパンは、《平均律》の伝統を音楽内容と機能の面で継承したのだったが、《24の前奏曲集》では、同じ源泉からおもに曲集の外形を受け継いだ。マヨルカでのショパンの様子を伝える書簡からは、彼が四六時中バッハの楽譜を手放さずにいたことが判るが、《平均律》とショパンの《前奏曲集》の共通点はほとんど唯一、24の長短調で書かれていることだけである。シューマンは次のように作品評を述べている。



実をいうと私は、もっと別なものを想像していて、彼のエチュードのような壮麗なスタイルで書かれているのだろうと思っていた。実際はまったく逆で、これらは音のスケッチ、エチュードの冒頭部分、あるいは言ってみれば廃墟、鷲の羽根、何もかもをごたまぜにしたようなもの、なのである。


つまり、なにか素晴らしい壮大な構造物の残滓あるいはごく一部であるような印象を受ける、ということである。実際、ここに含まれる曲には形式と呼べるようなものはまるでないし、譜面にして2-3段のものから2-3ページに及ぶものまで長さが様々で、曲の難易度もばらばらである。また、あらゆる技法の規範を示すという野心は投影されていないし、もちろん何かの音楽の「前奏」を務めるような機能も与えられていない。
 もっとも、「前奏曲」という名称は、曲のさまざまな冒頭部分を集めたものという点で当を得ている。ショパンはこの曲集において、前奏曲というすでに古びた慣習を新たに解釈しなおし、一種の性格小品として扱ったといえよう。

 なお、24曲の配列は《平均律》とは異なり、五度圏に基づいている。長短調は平行関係を一組とし、折り返し点ではシャープ6個の嬰ヘ長調を第13番、フラット6個の変ホ短調を第14番に置いている。各曲は完全に独立しているが、こうした配列によって、24曲を通奏する際により全体が緊密に繋がることになる。

音源 音源情報

Youtube PTNAチャンネル音源

外部動画

コンサート この曲が演奏されるコンサート

  山辺絵理ピアノリサイタル「シューベルト 楽興の時 ロマンの幕開け」
 [名義後援]  [PTNA会員]
2016年09月22日 13時30分
東京/ よみうり大手町ホール

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