ブラームス/6つの小品 Op.118-2 間奏曲 Pf.田崎悦子

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2014/06/27
ブラームス最晩年の作品の一つ。初期・中期の、オーケストラをそのままピアノに移したような雄大な曲想のソナタ・変奏曲を数々書いた後、1871年の「8つの小品 作品76」から「4つの小品 作品119」まで5つの小品集を書いている。ここでブラームスは、かつて多くの歌曲の中で見せた独特の和声調和や詩的内容の凝縮を再び試みた。ここで表現される感情の変化はもはや過ぎ去った過去の物であり、かつての若かった自分を懐かしむような穏やかな哀愁に満ちた旋律が心に深く残る作品である。その中でもこの作品118最も演奏されることの多い作品だろう。≪続きを読む≫

コンサート情報

◆7月13日(日) 田崎悦子ピアノリサイタル 「三大作曲家の遺言」 第2回
◆11月23日(日) 田崎悦子ピアノリサイタル 「三大作曲家の遺言」 第3回


演奏

田崎悦子
1979年、シカゴ交響楽団常任指揮者のゲオルグ・ショルティに発掘され、同オーケストラとバルトーク・ピアノコンチェル卜第2番で衝撃的なデビューを飾った田崎悦子は、一躍国際的檜舞台に上がった。

その他、これまでに協演した指揮者はサヴァリッシュ、スラットキン、ブロムシュテット、小澤征爾など世界一線の指揮者達である。井口秋子氏に師事し、全日本学生音楽コンクールピアノ部門優勝後、桐朋学園音楽部高校を卒業、フルブライト奨学金を得て、ジュリアード音楽院に留学。以後30年間ニューヨークに在住。

1970年ブソーニ国際コンクール他で上位入賞し、ヨーロッパ楽壇にデビュー。
1972年カーネギーホールにてニューヨークデビュー。これまでに、シカゴ、セントルイス、ブダペスト、ロッテルダム、スイスロマンド他、世界のオーケス卜ラとの協演。
アメリ力建国200年記念音楽祭においては、若きアメリカのホープとして、ケネディセンターでのリサイタルに選ばれた。又、ルツェルン、マールボロ、アスペン、サイトウ・キネン、草津音楽祭などの国際フェスティバルに出演。
日本ではN響をはじめ多くのオーケス卜ラと協演。
ソロでは"ドイツロマンをもとめて" (1987-1997) "三大作曲家の遺言"(1997文化庁芸術祭参加作品) "ピアノ・マラソン" (2001) "NACH BACH"(2004)と、2006年?2009年まで東京文化会館において続行された6回シリーズ「田崎悦子ピアノ大全集」では、バッハより21世紀までの全ピアノ史を縦断するという前代未聞の企画を完奏、その魂をゆるがす表現力は「一音一音に自身の人生そのものを投影させるかのような演奏は、聴き手の心の奥底まで鋭くえぐり出す」(日本経済新聞)と絶賛され、「日本ピアノ界の金字塔」といわれるイベン卜となった。

八ヶ岳ピアノマスタークラス"Joy of Music"総合音楽監督。
桐朋学園大学音楽部、及び同大学院特任教授。現在、八ヶ岳山麓に居住。


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