ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 より ピアノ:奥村友美

文字サイズ: |
2013/05/30

Op.110と並行して1821年から22年にかけて作曲されたこのソナタは、結果としてベートーヴェン最後のピアノ・ソナタとなった。Op.109以降、それまで拡大されてきたソナタ形式は、極度に凝縮、圧縮されるようになり、この作品においてもその傾向は顕著である。また、Op.110や106では「フーガ」という形に結実した対位法の試みは、ここではソナタ形式の中に取り込まれた。
<続きを読む>


コンサート情報

◆6月18日(火) 奥村友美ピアノリサイタル

演奏

奥村 友美
静岡県浜松市出身。東京藝術大学音楽学部付属高等学校、東京藝術大学音楽学部を卒業。同声会賞および読売新人賞を受賞。その後ベルリン音楽大学ハンスアイスラーに留学、同大学および同大学院にて研鑽を積む。
2008年同大学院を首席で卒業し、国家演奏家資格を取得。 05年、06年度、財団法人ロームミュージックファンデーションの奨学生となる。

 第46回全日本学生音楽コンクール全国大会中学生の部第1位、野村賞を受賞。パデレフスキー国際ピアノコンクール第1位、第4回若手奏者のためのコンペティション・デュオ室内楽部門第1位、ケルン国際ピアノコンクール第3位。06年にはゲザ・アンダ国際ピアノコンクール第3位を受賞し、副賞として3年間のコンサートが約束される。

 これまでに藝大フィルハーモニア、ブランデンブルグ管弦楽団、西ドイツ放送交響楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、ヴィンタートゥア室内管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、チェコ国立モラヴィアフィルハーモニー管弦楽団と協演する。 ヨーロッパ各地で音楽祭等に出演し、日本国内やドイツ、ポーランド、オーストリア、チェコ、スイス、イギリス、クウェート、ブラジル等にてソロリサイタルや室内楽の演奏会に出演。06年には中央ドイツ放送局との契約によりホルントリオのレコーディングを行う。08年秋にドイツ、チェコの5都市にてコンチェルトツアーを行い、好評を得た。また、09年夏、NHKのラジオ番組「名曲リサイタル」に出演。

 これまでに安倍紀子、故中島和彦、御木本澄子、倉沢仁子、播本三恵子の各氏に師事し、現在ゲオルグ・サヴァ氏に師事。


【GoogleAdsense】
ホーム > ピアノ曲事典 > ニュース > 今週の1曲> ベートーヴェン/ピア...