ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調より ピアノ:杉谷昭子

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2013/01/25

草稿、自筆譜ともに失われているため成立年代の特定は難しいが、おそらくop.2-1および2-2を完成させたのちにヴィーンで完成したと思われる。op.2の3曲は共に師であるハイドンに献呈されているが、この第3番は前2作と比べると、少々間に合わせの感が否めない。しかし中間楽章の調性の選択や、ぎこちないながらも動機操作にこだわったソナタ形式楽章の内容は、後の我々のよく知るベートーヴェンを十分に予感させる。また、第1楽章後半のリピートは省略されている。<続きを読む>

コンサート情報

◆2月8日(金) 杉谷 昭子ピアノリサイタル クラウディオ・アラウへのオマージュVol.2?アラウ最後の弟子(広島)
◆2月24日(日) 杉谷 昭子ピアノリサイタル クラウディオ・アラウへのオマージュVol.2?アラウ最後の弟子(山口)
◆4月14日(日) 杉谷 昭子ピアノリサイタル クラウディオ・アラウへのオマージュVol.2?アラウ最後の弟子(大阪)
◆4月20日(土) 杉谷 昭子ピアノリサイタル クラウディオ・アラウへのオマージュVol.2?アラウ最後の弟子(東京)
◆5月11日(土) 杉谷 昭子ピアノリサイタル クラウディオ・アラウへのオマージュVol.2?アラウ最後の弟子(和歌山)
◆5月18日(土) 杉谷 昭子ピアノリサイタル クラウディオ・アラウへのオマージュVol.2?アラウ最後の弟子(静岡)
◆5月19日(日) 杉谷 昭子ピアノリサイタル クラウディオ・アラウへのオマージュVol.2?アラウ最後の弟子(神奈川)

演奏

ピアノ:杉谷昭子
 矢田映子、井口秋子に師事して東京芸術大学卒業後ドイツに留学。デートレフ・クラウス、エリーザ・ハンゼン、ブルーノ・レオナルド・ゲルバー、アレクシス・ワイセンベルク、クラウディオ・アラウ等に師事。 1971年エッセンフォルクヴァングコンクール優勝。72年マリア・カナルス国際コンクール2位。ミラノ音楽祭出演。73年ヴィオッティ国際コンクール銀賞。76年ケルン音楽大学大学院修了。旧西独演奏家国家試験で1等賞を獲得することになるブラームスのピアノ協奏曲第1番の演奏が、大手マネージャーに認められ、同年デュッセルドルフでヨーロッパデビュー。77年独シュヴァン社で初のソロアルバムをリリース。ロンドン・ヴィグモアホール及びロイヤル・アルバートホール、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、ベルリン・シャオシュピールハウス、シュトゥットガルト・リーダーハレ、サントリーホール等で、ロンドン新交響楽団、ベルリン交響楽団、北ドイツ放送交響楽団、シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団、フランツ・リスト室内管弦楽団、ヴュルテンベルク室内管弦楽団、モスクワ室内管弦楽団、プラハ放送交響楽団、フィルハーモニア・フンガリカ、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、チェコ・フィル六重奏団、ゲヴァントハウス八重奏団、ゲヴァントハウス弦楽四重奏団、ベルリン弦楽四重奏団、ザイフェルト弦楽四重奏団、アマルコルド・クワルテット・ベルリン、NHK交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団等と共演。 また、クララ・シューマン国際ピアノコンクールの審査員をアルゲリッチ、ワイセンベルク、アシュケナージと並んで歴任するなど、今やその活躍はコンサートピアニストにとどまらず、ピアノ教育の最前線にも及び、国際的に広がっている。1984年リリースのブラームス・ピアノ独奏曲全集、95年のベルリン交響楽団とベートーヴェン・ピアノ協奏曲全集(ヴァイオリン協奏曲のピアノ版を含む)は、ともに女流としては世界初の快挙として記憶される。クララ&ロベルト・シューマンピアノ協奏曲、ベートーヴェン/3大ピアノソナタなど、国内外でのCDリリースも多く、近年ではポリグラムより珠玉の名曲選《カタリカタリ》を発売し、いまだにロングセラーを続けている。98年には演奏活動30周年記念の年にあたり、全国縦断の記念コンサートを催すかたわら、ポーランド国立放送交響楽団とモーツァルトのピアノ協奏曲のCD制作。ベートーヴェン・ピアノソナタ連続演奏とそのレコーディングにも取り組むなど、その精力的な演奏活動は多くの識者の注目を浴びながら、現在に至っている。 2001年12月ウィーン楽友協会大ホールにて『熱情』ソナタを、2002年11月には東京オペラシティホールにてカジミエシ・コルド指揮ワルシャワ国立フィルとベートーヴェン・ピアノ協奏曲第5番《皇帝》を弾き好評を得るなど日本を代表する最も活躍中のピアニストの一人である。また、シューマン音楽祭でベルリオーズ作曲/リスト編曲《幻想交響曲》を弾き世界的な音楽学者並びに評論家のヨアヒム・カイザーやマルタ・アルゲリッチから賞賛された。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス室内楽定期演奏会には定期的に招聘され、またウィーン・フィルやベルリン・フィルのトップメンバーと室内楽の夕べを各地で展開するなど、国際的にも高く評価されている。


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