フォーレ/ノクターン 第6番 Op.63 ピアノ:菊地裕介

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2012/12/14

 アダージョの変ニ長調で2分の3拍子。演奏の際の両手の距離感、実際の音の響きとしての各声部間の隔たり、時折弱拍で響く低音、響きのよい和音の配置といった音の空間の巧妙な扱いが特徴的である。中間部では循環する転調が、音楽の曖昧さに寄与している。<続きを読む>

音源情報

◆2010年10月3日 菊地裕介公開録音コンサート

コンサート情報

◆2013年1月11日(金) 菊地裕介ニューイヤーコンサート


演奏

ピアノ:菊地裕介
1977年東京生まれ。1994年日本音楽コンクールで第2位。高校卒業と同時に渡仏し、パリ国立高等音楽院に入学。高等課程を経てピアノ研究科を修了したほか、5つの一等賞を得てピアノの他に歌曲伴奏、作曲書法の高等課程を修了している。2003年からはハノーファー音楽大学ソロクラスでさらに研鑽を積み、2009年ドイツ国家演奏家資格を取得。皆川紀子、加藤伸佳、ジャック・ルヴィエ、アリエ・ヴァルディの各氏に師事、マリア・カナルス、ポルト、プーランクコンクール優勝、またジュネーブ、ベートーヴェンなど、数多くの国際コンクールに入賞する。2007年に帰国して以来、「菊地裕介メシアン生誕100年プロジェクト」など精力的な活動を展開。2枚目のCDアルバム「B-A-C-H」(DENON)に収録された、バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番、ピアノ独奏版」は、ブゾーニ編の「シャコンヌ」に加えた独自の編曲により全曲を完成させたもので、全音楽譜出版社より自身の解説と校訂により出版され、同盤はレコード芸術誌特選となる。 2010年オクタヴィア・レコード(TRITON)よりベートーヴェンピアノソナタ全32曲録音を開始し11年5月末現在26曲が発表され、第1集『Beethoven Monumental』はレコード芸術誌特選盤。また同年シューマン生誕200年を記念してオール・シューマン・プログラムによる5枚目のアルバム「ダヴィッド同盟舞曲集」を発売し、収録曲の校訂譜も出版している。ソロ・室内楽の演奏活動の傍ら、現在は東京藝術大学、東京音楽大学の各校にて、後進の指導に当たっている。


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