ベートーヴェン/ピアノ・トリオ第7番 第1楽章 Op.97「大公」 pf:土屋美寧子

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2010/04/16

本曲はベートーヴェンの重要なパトロンにして親しい友人、才能ある音楽の弟子でもあったルドルフ大公に献呈された。ベートーヴェンから大公への献呈作品は数多いが、このトリオが持つ格調の高さ、スケールの大きさから、特に「大公」の通称で呼ばれている。...ピアノ曲事典(全楽章聴けます)



演奏:2009年6月14日
於:東京文化会館小ホール
「第21回 和波たかよしアフタヌーンコンサート」より

コンサート情報

土屋美寧子:ピアノリサイタル
『生誕300年・200年・100年を迎える作曲家達』
5月15日 名古屋宗次ホール ⇒詳細
5月23日 東京文化会館小ホール ⇒詳細

レコード情報

4月25日 ナミレコードよりCD「トロイメライ・シューマン作品集(CD_185WWCC7642S)」発売予定
収録曲:シューマン/子供の情景Op.15、幻想曲Op.17、暁の歌Op.133

演奏 ピアノ:土屋 美寧子
ヴァイオリン:和波 たかよし
チェロ:岩崎 洸

土屋 美寧子(つちや みねこ)プロフィール

trio2009.jpg 5歳より岸川基彦氏の指導でピアノを始める。のち鷹取淑子氏、永井進教授らに師事。1968年都立駒場高校音楽科卒業。1972年東京芸術大学音楽学部卒業。1971年、クロイツァー賞受賞。1973年よりドイツ、フライブルク音楽大学で、カール・ゼーマン、ヘルムート・バルト各教授らに師事。1975年同校卒業。1977年には、イタリア、シエナ夏期講座室内楽クラスに参加、ディプロマ名誉賞を受ける。1979-84年までスイスの「エルネンムジークドルフ」で ジョルジ・シェベック教授に師事。
 1976年から東京はじめ国内各地で定期的に続けているソロリサイタルは、毎回テーマを持ち、その企画と演奏の両面で高い評価を得ている。
2006年に開催した「フランス音楽の流れの中のショパン」の演奏は "フランスの鍵盤技巧の豊かな諸相を展開した一夜"(ムジカノヴァ誌) "肌理細やかな、長けた表現力"(音楽現代誌) "センス良いバランス感覚"(ショパン誌)などの好評を得た。 また2008年に「シューマン夫妻とブラームス」と題したリサイタルでは、"内密な表現に優れており、それは後半のロベルト・シューマンにおいても顕著。<クライスレリアーナ>では、作品の細部を克明に描き、心の裡に潜む情熱を厭わずアピールする渾身の演奏であった。<暁の歌>作品133では微かな響きや表現の変化を静かに浮かび上がらせ、内的なドラマトウルギーを感じさせた。(道下京子氏)(音楽の友誌)、"味わい深いシューマン" (菅野浩和氏)(ショパン誌)などの好評を得た。
 ヴァイオリニストの和波たかよしとはデュオを組み、日本各地や欧米各国で数多くの演奏や放送およびCD録音を行っている。2007年春からは古典から現代に至るデュオのレパートリーを網羅する10回のリサイタルシリーズを山梨県清里で開催している。他の弦楽器奏者を加えての室内楽でも「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」をはじめ国内各地で演奏やCD録音などの活動を続け、2009年は岩崎洸氏(チェロ)を加えて、東京と長野県小海町でソナタやピアノトリオを演奏し好評を博した。
毎夏山梨県大泉町で開催している「八ヶ岳サマーコース」では室内楽グループのコーチを務め、1999年からは主にピアニストを対象とした「室内楽短期セミナー」を主宰し指導にあたっている。
発売中のデュオと室内楽のCDは「ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ全10曲」(2006年文化庁芸術祭参加)「ブラームス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ全三曲」「プロコフィエフ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第一番、第二番ほか」「シューベルト:ピアノトリオ第一番、ピアノ五重奏曲"ます"」「フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ、ピアノ五重奏曲」がある。
2009年は3月にロシア室内オーケストラとモーツァルトのピアノ協奏曲を協演。6月に沖縄芸大で室内楽実習集中授業を担当。
2010年は4月にR・シューマン・ピアノ作品集のCDをナミ・レコードから発売。5月に静岡県福田町、名古屋宗次ホール、東京文化会館小ホールで「アニヴァーサリー:生誕300年、200年、100年を迎えた作曲家達」と題したリサイタルを開催。10月には昨年の好評に応えて、和波、岩崎両氏とピアノトリオを演奏する。

ヴァイオリン:和波 たかよし(わなみ たかよし)

 四歳よりヴァイオリンを始め、1962年第31回日本音楽コンクール第1位、特賞。翌年日本フィルのソリストとして楽壇にデビュー。その後、パリのロン=ティボー、およびロンドンのカール・フレッシュ国際コンクールに上位入賞。さらに「点字毎日文化賞」「文化庁芸術祭優秀賞」「モービル音楽賞」「サントリー音楽賞」などを受賞し、2005年には紫綬褒章、2006年には本間一夫文化賞を贈られた。
 内外の主要オーケストラとしばしば協演している他、ピアニスト土屋美寧子とのデュオ、東京での「クリスマスバッハシリーズ」や演奏にトークを交えた「アフタヌーンコンサート」の開催、サイトウ・キネン・オーケストラへの参加、CD録音など、多彩な活動を繰り広げている。2008年2月には東京、名古屋などで「イザイ生誕200年記念、無伴奏ソナタ全曲リサイタル」を開催。また、自ら主宰する「八ヶ岳サマーコース」と、桐朋学園大学および愛知芸大の講師として後進の指導にも当たっている。著書に「音楽からの贈り物」と「ヴァイオリンは見た」がある。

チェロ:岩崎 洸(いわさき こう)

1960年、日本音楽コンクール第一位、特賞。桐朋学園高校を経て、ジュリアード音楽院に留学。斉藤秀雄、レオナード・ローズ、ハーヴィー・シャピロ、パブロ・カザルスの各氏に師事。ウィーン、ミュンヘン、ブタペスト、カサド、チャイコフスキー等の国際チェロコンクールに上位入賞。マルボロ、アスペン、ロッケンハウス、クフモを初めとして、各国の音楽祭に参加。日本国内では、東京チェンバー・ソロイスツの主宰、及び沖縄ムーンビーチミュージックキャンプ&フェスティバルの企画開催等により室内楽に旋風を吹き込む。
近年は、ミュンヘン、チャイコフスキー、ヤニグロ等の国際チェロコンクールの審査員として招待されている。現在、アメリカに本拠を置きながら世界各地で演奏を続けるかたわら、マスタークラス、並びに桐朋学園大学院大学教授として後進の指導も続けている。


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