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カーター, エリオット Carter, Elliott Cook 1908

カーター, エリオット
Carter, Elliott Cook
[アメリカ]  1908

作曲家解説

2009年1月 執筆者: 岡田 安樹浩
エリオット・カーターは1908年ニューヨーク生まれ。青年期にウィーン旅行する機会にめぐまれ、新ウィーン楽派傾倒すると同時にストラヴィンスキーにも興味をもつ。
ハーバード大学で英文学と音楽を学んだ後、ロンギー音楽院にて学ぶ。ロンギー音楽院での学友ウォルター・ピストンのすすめでパリに渡り、エコール・ノルマル・ド・ミュジックで学ぶかたわら、ナディア・ブーランジェにも個人的に師事する。
カーターはキャリアの初期にあたる1930年代には新古典主義に傾倒し、ストラヴィンスキーやヒンデミット、バーバーなどの影響がみられるが、ドイツの表現主義へ傾倒はみられない。
カーターによれば、「あの時点(1930年代)における表現主義的美感は、ヒトラーへと通じる狂気の一部のように思われた」という。
その後徐々に独自の作法を模索し、1940年代にはディアトニック的から多調性の作品、ストラヴィンスキー的なクロス・リズムを用いた作品など作風の幅を広げていった。 …続きを読む
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