デュカス(デュカ) Dukas, Paul 1865~1935
作曲家解説
- 2008年8月 執筆者: 齊藤 紀子
- 《魔法使いの弟子(L’apprenti sorcier)》でおなじみのフランスの作曲家。公表した作品は僅か20曲足らず、晩年に破棄した未完・未発表の作品は70数曲というほど、厳しい自己批判の精神をもっていた。13歳の頃から作曲を始め、パリ音楽院でピアノをマティアスに、和声学をテオドル・デュボアに、作曲をギローに師事した。ローマ大賞をのがして音楽院を退学しているが、音楽院ではドビュッシーやダンディと知り合うことができた。パリ音楽院のオーケストラ科や作曲科、エコール・ノルマルの作曲科の教授を務め、メシアンらに教えた。雑誌の評論を執筆した他、研究発表や他の作曲家の作品の校訂や編曲も行っている。採り上げられた作曲家は、クープランやラモー、スカルラッティ、ベートーヴェン、サン=サーンスなどである。非社交的で名誉や名声といったことに関心の薄かったデュカスは、晩年にフランスの学士院の会員に選出されている。 …続きを読むストラヴィンスキーやフランス六人組、ウィーン表現主義など当時の音楽の流れに共感を示さなかったが、デュカスの独自の作風はシェーンベルクやベルクに影響を与えた。
ピアノ作品としては、長大な《ピアノ・ソナタ 変ホ短調》や《ラモーの主題による変奏曲と間奏曲、終曲》がある。
解説を折りたたむにはこちらをクリックしてください。

…曲目解説

…コンサート情報

…ミュッセ楽譜情報

…音源あり [0'0"]…標準演奏時間
登録楽曲一覧