ジョプリン Joplin, Scott 1868~1917
作曲家解説
- 執筆者: 齊藤 紀子
- アメリカ、テキサス生まれの作曲家・ピアニスト。「ラグタイムの王」と呼ばれる。黒人奴隷の子。西洋音楽と、黒人音楽の要素を併せ持つ音楽をめざし、これが「ラグタイム」という音楽ジャンルに結実した。1899年に出版した《メープル・リーフ・ラグ》が高い人気を博し、これ以後多くのラグが作曲される。
20世紀前半は黒人の社会的地位が極めて低かったこともあり、死後の評価は高いものではなかったが、近年は再評価が進み、ジャズ音楽の萌芽を示す重要な音楽家として認識されている。1902年作曲の「エンターテイナー」は1973年の映画『スティング』で使用されて広く知られ、ジョプリン、ひいてはラグタイムの代名詞的な曲となるに至った。

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