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> ケックラン(ケクラン)/Koechlin, Charles
ケックラン(ケクラン) Koechlin, Charles 1867~1950
ケックラン(ケクラン)
Koechlin, Charles
[
フランス
] 1867~1950
作曲家解説
安川 智子
2006年9月 執筆者:
安川 智子
アルザスの家系のもと、パリに生まれる。理工科学校で学んだ後、1890年に、まずは聴講生としてパリ音楽院に入学、その後マスネ、フォーレに作曲を、ジェダルジュにフーガと対位法を学んだ。管弦楽技法に優れ、フォーレや
ドビュッシー
の管弦楽作品(フォーレ《ペレアスとメリザンド》、ドビュッシー《カンマ》)をはじめとして、数々の作品のオーケストレーションを担当している。鋭い批判精神と頭の良さから議論を好み、1910年には、
ラヴェル
や
フローラン・シュミット
らとともに、保守的な国民音楽協会 (1871年に設立されたフランスの作曲家・演奏家団体)を抜けてSMI(独立音楽協会)を立ち上げた。
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後年は共産党にも傾倒し、人民のための音楽も多数作曲している。そうしたことも影響してか、作品番号のついた作品だけでも226曲を残しているものの、いまだにその多くは未出版のままである。
作品は、旋法を駆使した作風により、民謡にそのまま和音をつけたような素朴なものから、前衛の響きをもつものまで、幅広い。
新しい音色を生み出すことに積極的であり、管楽器を中心にさまざまな楽器の組み合わせを試みた。オンド・マルトノを管弦楽作品にいち早く取り入れたのもケックランである(1929年《日光讃歌》作品110)。ピアノ作品も、音色豊かで、親しみやすい中にも高い作曲技巧を窺わせる佳作が多い。ケックランは優れた作曲家であると同時に、重要な『管弦楽法 』(1954-59)や『和声法 』(1927-1930)などを残した偉大な理論家であり、教育者であり、また批評家であった。
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同時期に誕生した作曲家一覧
ピエルネ
[1863-1937]
スーク
[1874-1935]
シベリウス
[1865-1957]
ディーリアス
[1862-1934]
スタトコフスキ
[1859-1926]
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登録楽曲一覧
ピアノ独奏曲
|
作品番号順
ピアノ合奏曲
|
作品番号順
ピアノ独奏曲
作品番号順
[ピアノ独奏曲]
エスキス/Esquisses
Op.41/ 1905-15年
5つのソナチネ/Cinq Sonatines
Op.59/ 1915-16年
64の易しい練習曲集/64 exercices faciles
Op.61a/ 1919-20年
エコール・デュ・ジュ・リエ/École du jeu lié
Op.61b/ 1919-20年
10の易しい小品集/Dix petites pièces faciles
Op.61c/ 1915-16, 1919-20年
12の小品集/Douze petites pièces
Op.61d/ 1915-16, 1919-20年
パストラール/Pastorales
Op.77/ 1920年
4つの新ソナチネ/Quatre nouvelles sonatines
Op.87/ 1923-24年
田舎の古い家/Ancienne Maison de Campagne
Op.124/ 1932-1933年
美しい航海 /La belle traversée
Op.162/ 1936, 1937年
ジンジャー・ロジャースのための5つの踊り/Danses pour Ginger
Op.163/ 1937年
12のとても易しい小品集/12 petites pièces très faciles
Op.208/ 1946年
15の前奏曲/15 préludes
Op.209/ 1946年
陸景と海景/Paysages et marines
Op.63/ 1915-16年
ペルシアの時/Les heures persanes
Op.65/ 1916-19年
ピアノ合奏曲
作品番号順
[ピアノ合奏曲]
2台のピアノのための組曲/Suite for two pianos
Op.6/ 1896年
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