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メシアン  Messiaen, Olivier  フランス ]  1908 - 1992

作曲家解説

2006年5月  執筆者: 横田 敬
20世紀の最も重要な作曲家の一人。メシアンの音楽語法は非常に独自性の強いものであったが、創作、演奏、教育という諸々の活動を通して、その音楽語法は20世紀の音楽の展開に大きな影響を及ぼした。
フランス、アヴィニヨン生まれ。父ピエールはシェイクスピアの全作品を仏訳した英語教師、母セシル・ソーヴァージュは女流詩人であった。7歳から作曲を始め、1918年、和声の教師ド・ジボンからドビュッシーの《ペレアスとメリザンド》の総譜を贈られたことが、彼の人生を決定づけた。11歳でパリ音楽院に入学。1930年に音楽院を卒業後、すぐにパリの聖トリニテ教会のオルガニストに就任し、以後半世紀以上にわたってその職務を全うした。
1936年からパリのエコール・ノルマルとスコラ・カントルムの教師となり、同年、ボドリエ、ルシュールジョリヴェとともに「若きフランス」を結成したが、このグループの活動は、第二次世界大戦の開始とともに中断されている。
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2014年1月  執筆者: 平野 貴俊
メシアンのピアノ曲は20世紀ピアノ音楽の最も重要なレパートリーの一部である。ピアノ曲はメシアンにとって創作の根幹をなすジャンルであり、メシアンは70年以上におよぶ創作活動を通して数々のピアノ作品を世に送り出した。《トゥランガリラ交響曲》(1946-1948)などの代表的な管弦楽曲でピアノがしばしば独奏楽器として扱われていることも注目される。ピアノ曲を創作するときメシアンが念頭においたのは、彼の妻であり長らく活動を共にしたピアニスト、イヴォンヌ・ロリオ(1924-2010)の高度な技術と読譜力である。メシアンのピアノ曲を特徴づける個性的な音型や和声の多くは、ロリオの演奏からインスピレーションを得て考案されている。
 独奏ピアノないし2台ピアノのためにメシアンが書いた作品は全部で65曲あり、総演奏時間は8時間を超える。2つの大規模な曲集、《幼な子イエスにそそぐ20のまなざし》(1943)と 《鳥のカタログ》(1956-1958)はそれぞれ、メシアンの音楽全体を貫くテーマである神への愛と自然への愛を象徴する作品である。
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同時期に誕生した作曲家一覧

作曲家参照 ロイド 1913-
作曲家参照 ショルム 1913-1987
作曲家参照 ゲスレル 1913-1998
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アーメンの幻影/ Visions de l'amen  [1942年] [47'40"]  [2 pianos 4 hands]  text

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