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クレメンティ  Clementi, Muzio  イタリア ]  1752 - 1832

作曲家解説

2007年4月  執筆者: 実方 康介
古典期の作曲家・鍵盤演奏者。ローマの細工師の家に生まれた。少年期にロンドンに渡り、以後活動の拠点とした。交響曲、協奏曲、室内楽など各ジャンルに作品を残しているが特に鍵盤楽器の作品が多い。ソナチネはピアノ学習者の初級教材として広く知られている。モーツァルトと演奏技巧を競い、「無趣味で機械的」と評されたエピソードで有名。ただし、このときのクレメンティはチェンバロ奏者として名を成していたものの、ピアノにはまだ慣れていなかったという。クレメンティはその後楽器製造を始める。ジョン・フィールドクレンゲルのような有能な弟子をデモンストレーターとして(人遣いが荒かったとも伝わっている)ピアノの販売を行い、楽譜出版も手がけるなど、実業家としても成功を収めた。
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2013年10月  執筆者: 上田 泰史 
二つの世紀をまたいで 80 歳まで生きたクレメンティは社会的にもピアノ音楽発展においても激動の時代を生き抜いた。1789 年に始まるフランス革命の動乱、ナポレオンの帝政によって確立された秩序は 19 世紀を通して次第にヨーロッパを王制から共和的な理想の実現へと導いた。ピアノは 18 世紀後半にチェンバロを凌ぐ勢いで製造量が増加しはじめ、19 世紀初頭には大量生産を可能にした産業革命と資本主義の波に飲み込まれてクラヴサンは過去の遺物になった。クレメンティは、1793 年に出版された《3 つのソナタ》作品 32 以降、タイトルに「ピアノフォルテまたはハープシコード」と記載することをやめた。クレメンティの創作史は、18 世紀後半から 19 世紀にかけて発達した鍵盤楽器の歴史そのものでもあるといえる。

1. イタリアでの教育とイギリス移住(1752~1774)
1752 年 1 月 23 日、ローマで生まれたクレメンティは、幼いうちから地元で個人的な教師について音楽の道に入った。13 歳で教会オルガニストを任されるほど彼の才能は急速に開花する。1766 年、音楽を愛する英国の貴族がローマに立ち寄った。
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同時期に誕生した作曲家一覧

作曲家参照 マルティネス 1744-1812
作曲家参照 ヒンナー 1754-1805
作曲家参照 ケルビーニ 1760-1842
作曲家参照 ネーフェ 1748-1798
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登録楽曲一覧

ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ)

協奏曲  [ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ)]
ピアノ協奏曲 ハ長調/ Piano concerto C-dur  タイソン目録にはなし [22'40"]  [piano and orchestra(concerto)]

ピアノ独奏曲

ソナタ  [ピアノ独奏曲]
2つのソナタ ヘ長調/ Two sonatas F-dur  Op.24, no.1  Op.21 [14'30"]  text
2つのソナタ 変ロ長調/ Two sonatas B-dur  Op.24, no.2  Op.47, no.2 [12'10"]  audio
ソナタ ヘ長調/ Sonata F-dur  WO3  Op.35, no.1 [9'20"]
ソナチネ  [ピアノ独奏曲]
教則本  [ピアノ独奏曲]
練習曲  [ピアノ独奏曲]
トッカータ  [ピアノ独奏曲]
カデンツァ  [ピアノ独奏曲]
フーガ  [ピアノ独奏曲]
カプリス  [ピアノ独奏曲]
リダクション/アレンジメント  [ピアノ独奏曲]
種々の作品  [ピアノ独奏曲]

ピアノ合奏曲

ソナタ  [ピアノ合奏曲]
種々の作品  [ピアノ合奏曲]

室内楽

ソナタ  [室内楽]
トリオ ハ長調/ Trio C-dur  WO6 [11'00"]  [other]
ワルツ  [室内楽]
リダクション/アレンジメント  [室内楽]

歌とピアノ

その他