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ラフマニノフ:組曲 第2番
Rakhmaninov, Sergei Vasil'evich:Suite No.2 Op.17 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 序奏 "Introduction" 5分00秒 No Image
2 ワルツ "Valse" 6分30秒 No Image
3 ロマンス "Romance" 6分00秒 No Image
4 タランテッラ "Tarantelle" 6分00秒 No Image
出版情報 作曲年: 1900年 

楽曲解説

2台のピアノのための作品。
1892年ペテルブルク音楽院を卒業後、順調に作曲を進めていたラフマニノフであったが、1897年に初演した作品《交響曲第一番》の失敗を機に、ひどく自信を喪失してしまう。しばらくの間、作曲ができなくなるほどの精神的痛手であったが、この《組曲 第2番》は、そんなラフマニノフが自信をとりもどしつつあった頃の作品である。1900~01年にかけて作曲された。同時期には、かの有名な《ピアノ協奏曲第2番》も並行して作曲されていた。

1.序奏 / Suite No.2 op.17-1 アラ・マルチャ
力強く、厚みのある和音ではじまる。堂々とした威厳と、希望の光に満ちた行進曲。その中で顔をのぞかせる抒情的な旋律もまた魅力的である。

2.ワルツ / Suite No.2 op.17-2
ワルツのリズムにのせて、美しいメロディが優雅で楽しい雰囲気をもってうたわれる。三拍子と二拍子のフレーズの交差は独特のリズムの面白みをつくりだしている。

3.ロマンス / Suite No.2 op.17-3 アンダンティーノ
ラフマニノフならではの詩情あふれる旋律が魅力的な作品。旋律が変形、展開しながら、徐々にテンポを速める。豊かな響きをもったクライマックののち徐々に穏やかさをとりもどし、静かに曲を閉じる。

4.タランテッラ / Suite No.2 op.17-4 プレスト
軽快で、色彩の豊かさと輝きに満ちたこの楽章は、4曲中最も人気が高く、最後まで聞き手をつかんで離さない強烈なインパクトと魅力にあふれた傑作である。使用されているタランテラの主要主題は、イタリアの民謡集から引用、変形したものである。また東洋風の第2主題をもつ。最後は、興奮の高まりと共に一気に曲をとじる。
2007年9月執筆者: 和田 真由子
 同時期に作曲された楽曲
 子供のために 第1巻/バルトーク [1908-09]
 3つのスケッチ/オベール, ルイ [1900]
 2つの即興曲/スクリャービ… [1895]
 ワルツ 第4番 変ロ長…/バラキレフ [1902]
 熟練の猟師/グレインジャ… [1904-29]

コンサート コンサート情報

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音源 音源情報

Youtube PTNAチャンネル音源
 1.序奏 (関本 昌平)
 1.序奏 (ホラーク ミハル)
 1.序奏 (アレクサンダー・ガブリリュク)
 2.ワルツ (関本 昌平)
 2.ワルツ (アレクサンダー・ガブリリュク)
 2.ワルツ (ホラーク ミハル)
 3.ロマンス (関本 昌平)
 3.ロマンス (アレクサンダー・ガブリリュク)
 3.ロマンス (ホラーク ミハル)
 4.タランテッラ (関本 昌平)
 4.タランテッラ (ホラーク ミハル)
 4.タランテッラ (アレクサンダー・ガブリリュク)
 外部音源
 3.「ロマンス」 (鈴木直美/白石照男)
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