enc
ベートーヴェン:6つのバガテル
Beethoven, Ludwig van:6 Bagatellen Op.126 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 ト長調 op.126-1 G-Dur 3分00秒 No Image
2 ト短調 op.126-2 g-Moll 3分00秒 No Image
3 変ホ長調 op.126-3 Es-Dur 2分30秒 No Image
4 ロ短調 op.126-4 h-Moll 4分00秒 No Image
5 ト長調 op.126-5 G-Dur 2分30秒 No Image
6 変ホ長調 op.126-6 Es-Dur 4分30秒 No Image
出版情報 作曲年: 1823-24年  出版年: 1825年  初版出版地/出版社: Schott 

楽曲解説

この作品には、異なる時期に書きつけられた3種類のスケッチと、浄書譜が存在する。これらは1823年から24年にかけて書かれたもので、同時期には『ディアベリのワルツによる変奏曲』が作曲されている。
6曲からならこのバガテルは、1曲目のスケッチの欄外に「小曲の連作Ciclus von Kleinigkeiten」と書き込まれていることから、通して演奏されることが意図されていたことがわかる。
全体は、ゆったりとしたテンポでアリオーソ風の楽想を中心とした楽曲と、急速なテンポによる楽曲とが交互に配置されており、このような配列は後期の弦楽四重奏曲(嬰ハ短調Op.131など)にみられる。また、第1・3曲の途中に挿入されるカデンツァ風の走句も、後期のピアノ曲に多数認められるものである(Op.110など)。
楽曲相互の調性関係は、第1曲ト長調から第2曲ト短調への同主調関係にはじまり、VI度調(長3度下)の第3曲変ホ長調、つづいて第4曲ロ短調は同主短調のVI度調(変ハ短調)の異名同音読み換え、第5曲ト長調はVI度調、そして終曲の変ホ長調は同主短調のVI度調と、ベートーヴェンが積極的に導入している上下3度の関係調とその異名同音読み換えによって関連づけられている。
2009年7月執筆者: 岡田 安樹浩
 同時期に作曲された楽曲
 アベッグ変奏曲/シューマン [1829-30]
 英雄的大行進曲 イ短調/シューベルト [1825]
 序奏とロンド 「軍隊風」/ポッター, チ… [1827]
 5つの新しいフランス風…/グリンカ [1826?]
 華麗なロンド イ長調/フンメル [1814頃]

コンサート コンサート情報

今後のコンサート情報は現在未登録です。

音源 音源情報

Youtube PTNAチャンネル音源
 1.ト長調 (大竹 道哉)
 1.ト長調 (園田 高弘)
 1.ト長調 op.126-1 (土屋 美寧子)
 第1番 (尾見 林太郎)
 2.ト短調 (大竹 道哉)
 2.ト短調 op.126-2 (土屋 美寧子)
 3.変ホ長調 (大竹 道哉)
 3.変ホ長調 op.126-3 (土屋 美寧子)
 4.ロ短調 (大竹 道哉)
 4.ロ短調 op.126-4 (土屋 美寧子)
 5.ト長調 (大竹 道哉)
 5.ト長調 op.126-5 (土屋 美寧子)
 6.変ホ長調 (大竹 道哉)
 6.変ホ長調 op.126-6 (土屋 美寧子)
 外部音源
 Youtubeで動画を検索

ミュッセ 楽譜情報

 6つのバガテル Op. 126 Editio Musica Budapest
 6つのバガテル Op.126 
 PR
mixiチェック