コレルリの主題による変奏曲/Variations on a theme by Corelli | ラフマニノフ/Rakhmaninov, Sergei Vasil'evich  ピアノ曲事典 | ピティナ・ピアノホームページ
enc
ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲
Rakhmaninov, Sergei Vasil'evich:Variations on a theme by Corelli Op.42 

作品概要

出版情報 作曲年: 1931年  出版年: 1931年 

楽曲解説

ロシア革命を逃れ、1918年にアメリカに移住し、ピアニスト、指揮者として活躍していたラフマニノフは、その多忙さから、十分な作曲時間をもつことができていなかった。しかし、1929年本拠地をパリに移してから、再び作曲に時間を費やすことができるようになった。《コレルリの主題による変奏曲 作品42》は、そのような時期、1931年に作曲されたものであり、ピアノ独奏曲としては最後の作品になった。親友のフリッツ・クライスラーに捧げられた。

この曲の基になっているのは、アルカンジェロ・コレルリ(1653-1713)のヴァイオリンのための作品《12の独奏ソナタ集 作品5》の第12曲〈ラ・フォリア〉である。フォリアは、イベリア半島を起源とした古い舞曲であり、低音部進行や、和声進行が定型化していることを特徴の一つとしている。曲のタイトルは“コレルリの主題による”となっているが、フォリアそのものがコレルリの創作であるというわけではない。

曲は20の変奏と間奏曲とコーダから成り、構成面において緻密な配慮がなされている。図式化すると、主題―(第1~第3変奏)―(第4~第7変奏)―(第8~第13変奏)―間奏曲―(第14~第16変奏)―(第17~第20変奏)―コーダ、となっている。
アンダンテの主題にはじまり、それぞれのグループにおいて、リズムやテンポを変化させながら、第20変奏のクライマックスへとむかう。コーダでは再びアンダンテとなり、静かに曲を閉じる。演奏時間は約20分。
2007年9月執筆者: 和田 真由子
 同時期に作曲された楽曲
 ギリシャ組曲/スカルコッタス [1924-25]
 犬/タイユフェール [1931]
 3つの小品/ヒナステラ [1940]
 ピアノ・ソナタ 第2番/カドーシャ [1926-27]
 5つの特徴的な印象/シベリウス [1924]

コンサート コンサート情報

 桐朋学園生による第3回フリューリンク演奏会
 [名義後援] [PTNA会員]
2012年3月18日13時
愛知/宗次ホール

音源 音源情報

Youtube PTNAチャンネル音源
 コレルリの主題による変奏曲 (アレクサンダー・コブリン)
 コレルリの主題による変奏曲 (花田 えり佳)
 外部音源
 Youtubeで動画を検索

ミュッセ 楽譜情報

現在ミュッセに関する情報はありません。
 PR
mixiチェック