4手のための変奏曲 ニ長調/Variations [über ein Arie von Thomas Moore] D-Dur | ショパン/Chopin, Frederic  ピアノ曲事典 | ピティナ・ピアノホームページ
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ショパン:4手のための変奏曲 ニ長調
Chopin, Frederic:Variations [über ein Arie von Thomas Moore] D-Dur KK.IVa/6 CT228

作品概要

出版情報 作曲年: 1826年  出版年: 1865年  初版出版地/出版社: Kraków 

楽曲解説

 1826年に作曲され、ショパンの死後、20世紀に入ってから、1965年に出版された。その際、ヤン・エキエルが補筆している。ショパン16歳の作品であると当時に、ショパンの唯一のピアノ連弾のための作品となっている。

 作曲当時、ポーランドで「ムーアの歌」として親しまれていたアイルランドのトマス・ムーア編曲によるメロディーを主題にした変奏曲である。ムーアは、このメロディーをアイルランド民謡として発表しているが、元来はヴェネツィア民謡の<愛しいお母さん>であった。ヴィルトゥオーソ・ヴァイオリニストとして名高いパガニーニも、このメロディーに基づき《ヴェネツィアの謝肉祭 変奏曲 作品10》を作曲している。ショパンは、この変奏曲を手がけた後、パガニーニ自身によるパガニーニの変奏曲の演奏を聴き、再び同じメロディーに基づいてもう1つの変奏曲、《パガニーニの思い出》を作曲している(こちらはピアノ・ソロのための変奏曲)。従って、このメロディーに基づくショパンの変奏曲が2作品存在することになる。

 2人のピアノ奏者の間を行きかう序奏で開始する。その後、8分の6拍子の主題が奏される。そして、5つの変奏が続き、ヴィヴァーチェの第6変奏とコーダを奏して曲を閉じる。
■参考文献
Fryderyk Chopin “Rondos fur Klavier und fur 2 Klaviere” ed. I.J. Paderewski, L. Bronarski, J. Turczynski Warszawa : Instytut Fryderyka Chopina 1957
2007年9月執筆者: 齊藤 紀子
 同時期に作曲された楽曲
 アレグレット ハ短調/シューベルト [1827]
 マズルカ第53番 ト長調/ショパン [1825-26]
 アンダンテ・マエストー…/メンデルスゾーン [1830]
 Terzenübung in C major/フィールド [1834]
 アンダンティーノ ハ長…/シューベルト [1816?]

コンサート コンサート情報

 ショパン・フェスティバル2012in表参道 ランチタイムコンサート
 [名義後援] [PTNA会員]
2012年6月1日12時
東京/カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

音源 音源情報

Youtube PTNAチャンネル音源
 変奏曲(ムーアの歌による)ニ長調 (ピアノデュオ ドゥオール(藤井隆史&白水芳枝))
 変奏曲(共演:高橋多佳子) (根津 理恵子)

ミュッセ 楽譜情報

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