enc
ラフマニノフ
Rakhmaninov, Sergei Vasil'evich
[ロシア]  1873~1943

作曲家解説

ロシアのピアニスト、作曲家、指揮者。苦学してモスクワ音楽院のピアノ科と作曲科を通常より1年早く卒業。特に作曲は大金章という最高成績を受けた。1892年、卒業後すぐに出版した前奏曲嬰ハ短調は、さっそく人気の作品となった。が、交響曲第1番の不評が原因で一時作曲を断念する。1902年、ピアノ協奏曲第2番を自ら初演して表舞台に返り咲き、劇場で指揮者を務めた後、06年にドレスデンに移ってからしばらくは作曲に専念した。09年に渡米、自作を演奏するピアニストとして名声を高めた。ロシア革命の混乱をかわしつつヨーロッパとアメリカで演奏活動を行い、20年代後半はヨーロッパにとどまろうと努力したが、31年にソヴィエト連邦の体制を批判したため、政府はかれの作品の上演を禁止した(これは2年ほどで解除された)。晩年は新たな戦争への危機感からアメリカへ戻った。
ラフマニノフはピアノ演奏、指揮、作曲のいずれにおいても成功を収めたが、すべてに同時に打ち込むことには困難を感じていた。後半生の演奏活動は作曲への集中力を妨げたのか、傑作は初期に多い。
ラフマニノフは、ピアノという楽器の可能性を最大限に引き出すことを追求しつづけた。驚異的な演奏技術、人並みはずれた大きな手を持っていたと言われる。が、自身のピアノ曲では技巧に終始するのではなく、哀愁や情熱を宿した美しい旋律を楽曲へと堅実に組み立てる方法を知っていた。チャイコフスキーを規範とし、あくまで長短調の枠にとどまって後期ロマン派の色彩と叙情性を継承している。
執筆者: 朝山 奈津子
 同時期に誕生した作曲家一覧
シュミット, フロラン(フロ...[1870~1958]
カザルス, パブロ[1876~1973]
レオントヴィチ[1877~1921]
バーナーズ[1883~1950]
ピエルネ[1863~1937]
 PR
曲目解説…曲目解説 コンサート情報…コンサート情報 楽譜情報…ミュッセ楽譜情報 音源情報…音源あり [0'0"]…標準演奏時間

登録楽曲一覧

ピアノ独奏曲 | ソナタ | 曲集・小品集 | 練習曲 | 変奏曲 | 前奏曲 | 編曲 | 種々の作品 | 編曲・パラフレーズ 
ピアノ合奏曲 | 曲集・小品集 | 種々の作品 | 編曲・パラフレーズ 
室内楽 | ソナタ | 種々の作品 | 編曲・パラフレーズ 
管弦楽とピアノ | 協奏曲 | 管弦楽とピアノの作品 
歌とピアノ | 組曲 
ピアノ独奏曲
ピアノ合奏曲
室内楽
管弦楽とピアノ
管弦楽とピアノの作品 [管弦楽とピアノ]
歌とピアノ
組曲 [歌とピアノ]
mixiチェック