ソロ部門・デュオ部門

出演者インタビュー
掲載日級名お名前
2017/3/6連弾初級[金賞]木皿みどりさん

私が先生や先輩たちの演奏に憧れるように、小さい子に私の演奏が楽しいと思ってもらえるようになりたいです!

2005年5月生まれ。仙台市立台原小学校5年。4歳より平間百合子先生に師事。ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会において、2011年A2級本選第1位、入賞者記念コンサート出演。2012年A1級銅賞。2014年連弾初級A入選。2015年B級ベスト40賞、連弾初級ベスト13賞。2016年連弾初級全国決勝大会金賞。ショパン国際ピアノコンクール in ASIAにおいて、2015年小学3・4年生部門全国大会銀賞、アジア大会努力賞。平成28年度仙台市教育委員会教育功績者表彰。金の星ピアノ研究会エスポワールコンサート、カフェコンサート等にて研鑽を積む。

第1部出演

演奏曲目
ルロイ・アンダーソン:ワルツィング・キャット

ピアノを始めようと思ったきっかけを教えてください。

音楽が好きな母の勧めと、姉やいとこたちもピアノやバイオリンなどを習っていて色々な音楽を聴いていたので、自然な流れで幼稚園年中から始めました。

では、ピアノのどんなところがお好きですか?

言葉や気持ちを音に乗せて伝えられると ころです。それに、ピアノの音にその人らしさが出るところも面白いと思います。

先生はどんな方でしょうか。

平間百合子先生は、音楽愛と、ピアノを習う子供たちへの愛が宇宙のように無限大の、とてもエネルギッシュで面白い先生です。先生のお話はいつまでも聞いていたいくらい楽しく、レッスンでは踊ったり、時々松岡修造さんのように熱血になったりと盛りだくさんです。それから、とてもおしゃれで女子力の高い先生だと思います。

面白い先生なのですね。レッスンに励むことで成長したと感じることは何かありますか?

小さい頃は集中力も続きませんし、母に言われてからピアノに向かっていましたが、今は自分で始める時間を決めて、自分なりに工夫して練習するようになりました。

レッスンに励む中で一番嬉しいと感じたのはどんな時ですか?

コンクールで、今まで練習してきた成果がすべて出せて、それが結果に結びついた時はとても嬉しいです。ピティナ全国大会の表彰式で名前を呼ばれるのを目標にしてきたので、今回の金賞はまさに一番嬉しい結果でした。

それとは反対に、レッスンに励む中で一番つらいと感じたのはどんな時ですか?

今まで頑張ってきたことがステージで思うように出せず落ち込んでいる時に、さらに母からダメ出しされるとつらいです。それで、失敗しても絶対「やっちゃったね」などの心ない言葉で追い打ちをかけられないよう、NGワードを指定しています(笑)。

今回のコンクールでは連弾初級での金賞を受賞されました。賞が決まった瞬間の気持ちとその後の気持ちを教えてください。

昨年の連弾初級の全国大会ではベスト13賞を受賞し、私たちの中では、今年はそれ以上を目標にしていました。けれども、なかなか名前が呼ばれずあきらめたところで、最後の金賞に名前が呼ばれ、思わず薫君とハイタッチをしました。ステージに向かう途中、薫君が何度も振り返って「本当に呼ばれた?」と聞いてきました。ステージに上がるとまぶしくて現実とは思えない光景でした。夏休み中は夢気分でしたが、その後は賞に恥じないように練習しようと気持ちを切り替えました。

本当におめでとうございます!さらに練習を頑張ろうという気持ち、素晴らしいです。コンクールにまつわるエピソードが何かありましたら教えていただけますか。

今回連弾も併願して、2地区の予選に出場しましたが、片方の予選で本選に進むことができずとてもショックでした。しかし、もうひとつの予選から、本選、全国へと進むことができ、どたん場からのまさかの金賞となりました。このように、コンクールではその時の状況により思いがけない結果になることもあるので、結果に左右されず自分の納得できる演奏を目指すようにしたいと思いました。

とても大切なことだと思います。入賞者記念コンサートではワルツィング・キャットを演奏されますね。なぜこの曲を選んだのですか?

平間先生にいくつか連弾曲をあげていただいた中で、ワルツィング・キャットと、少し難しめの大人っぽい曲とで迷いましたが、2曲弾いてみて、ワルツィング・キャットを合わせてみたら、二人とも楽しくノリノリになってき たのでこちらに決まりました。

ご来場者に方に特に注意して聴いていただきたい箇所はありますか?

曲は全体にかわいらしく、猫の優雅なところ、気まぐれなところなどが出てきます。猫の鳴き声や、じゃれていたずらする様子などを表現しますので、猫のしぐさをイメージしながらお聴きいただきたいです。

猫ならではの特徴がよく表れている曲なのですね。楽しみにしています!コンサート本番ではどのような気持ちで演奏したいですか?

ピティナ入賞者コンサートで演奏できることは本当に夢のようで、うまくいかない時も、時間をかけて粘り強く教えて下さる平間先生のおかげだと感じています。本番では先生への感謝の気持ちを、薫君と一緒に演奏で伝えたいです。

ありがとうございます。最後に、今後の目標について教えていただけますか。

私は自分を出すことが得意ではなく、その性格がピアノにも出てしまいます。もっとダイナミックに、いろいろな感情を表現できるよう努力していきたいです。そして、平間先生の主催するエスポワールコンサートやお勉強会で、私が先生や先輩たちの演奏に憧れるように、小さい子に私の演奏が楽しいと思ってもらえるようになりたいです。

Youtube - 決勝での演奏

チケット
  • 2017/03/20(月・祝)
  • 第1部 13:00~開演/第2部 16:30~開演
  • 【会員・学生】各部(自由席/指定席):3,000円
  • 【一般】各部(自由席/指定席):3,500円
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