憧れの舞台を目指して~全国各地でコンペ入賞者記念コンサートを開催中!

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2019/02/07
憧れの舞台を目指して~全国各地でコンペ入賞者記念コンサートを開催中!

コンペ参加者にとって夢のステージ、入賞者記念コンサート(Young Pianists concert)が北は帯広から南は沖縄まで、全国52箇所にて開催されています。
ゲストに特級入賞者が訪れたり、幅広い年齢層の仲間たちとステージを共有できるまたとない機会です。
全国大会入賞者でなくてもご褒美のステージが用意されている地区もあります。
次はあなたが夢の舞台への切符を手にする番!コンペシーズンが始まる前に、ぜひ見学にいってみませんか。

各地からの声
入賞者記念コンサート初開催!
中津美和さん(広島中央支部)主催者

広島中央支部創立20周年を記念して、第1回目のコンペティション入賞者記念コンサートを昨年12月22日に開催いたしました。

テーマは「みんなおめでとう!」。広島では、コンぺティション初指導の先生がじわじわと増えています。コンペティションでの成果も沢山挙がっています。そうした指導者の先生や参加者のみなさまと、ぜひ一緒に今年のコンぺティションのお祝いの晴れ舞台をしたい、という想いから、入賞者記念コンサートの初開催に踏み切りました。

できるだけ多くのかたにご参加いただければと思い、予選奨励賞から全国出場まで、広くお声がけをさせていただきました。中には「うちの生徒が出場していいんだろうか」と二の足を踏む指導者の先生もおられましたが、第二指導者の先生にもお願いしてお声がけいただくなどしたところ、「生徒に声かけたらすごく喜んで、出たい!と言っています」とありがたいお返事がいただけました。最終的には52名の方にご出場いただき、大盛況となりました。

当日にむけた広報では、「インヴィテーションカード」を作成しました。せっかくの晴れ舞台だけど、なかなか自分の演奏会に来てねと言いにくい、そんな子もいるのではと思いチラシに併せて参加者へお配りしました。中には「教室の生徒さんみんなに配りたい」と追加のカードをご希望される先生も! おかげさまで当日の客席は大賑わいでした。

当日の会場は、「おめでとう!」の雰囲気に包まれました。受付でも「今日はご出演おめでとう!」、舞台袖でも「おめでとう!」。そんなお声がけ溢れる和やかな雰囲気からか、子どもたちも、コンペティションのピリピリ感から解放されてリラックスムードでした。

そしてゲストはお隣、島根県から今年度D級で金賞を取られた石井佐和子さん(指導者:住田智子先生)。結果特集号を見て「100点が付いていた子!」と話題になっていて、ピティナHPで動画配信もされていた「百合の花ひらく」を生で聴けて、参加者も先生方もその澄み切った音色に感動されていました。

広島でピアノを学ぶ子どもたちに、コンぺティションに参加してよかったと思っていただけるようなあたたかい記念コンサートを、これからも運営していければと思います。関係者の皆様、コンサートに向けてお力添えくださいました皆様、そしてご来場くださいました皆様に心より御礼申し上げます。

グランミューズ部門のさらなる発展を目指して
竹内淳さん(西日本グランミューズ入賞者記念コンサート実行委員会)主催者

第42回ピティナピアノコンペティション 西日本地区グランミューズ入賞者記念コンサートを本年1月20日に開催いたしました。受賞者30組のご参加があり、おかげさまで200名近くの方にご来場いただき、盛会となりました。

特別ゲストには高橋多佳子さんをお招きし、ミニコンサートとしてショパンのノクターン第8番やスケルツォ第2番、ムソルグスキー《展覧会の絵》(抜粋)をご披露いただきました。高橋先生には、集合写真撮影の際にお1人ずつ花を渡していただくという趣向にご協力いただき、大変盛り上がりました。

遠方から飛行機や新幹線を乗り継いで会場までお越しいただいた参加者も多く、今年のコンサートの忘れられないこととして、ある参加者の奥様が当日の早朝にご出産され、参加があやぶまれるところ奇跡的に会場にお越しいただけた、というミラクルな出来事もありました。

グランミューズ部門には、中学生から壮年期まで幅広い年代のさまざまなバックボーンの方が参加されます。長い時間をかけて1曲に取り組むことが多いこの部門では、ピアノテクニックのみならず、演奏から伝わる一人ひとりのストーリーや作品に込めた思いに感動することが多いです。そして入賞者記念コンサートはコンペという緊張の場ではなく自由に聴衆にパフォーマンスできるステージであり、入賞者としての自信と誇りにみちた名演が多く、聴いていて飽きることがありません。

演奏者の皆さまにとっては、指導者の先生、ご家族、友人を招いて演奏を聴いていただく絶好の機会であり、参加者同士の楽屋裏での交流も盛んで、この演奏会を通してピアノ仲間のつながりの機会になることも多く、今後の皆さまのピアノライフがより豊かに広がるとても良いコンサートではないかと思います。

大阪支部では、少人数向けですがコンペティション前の練習会・リハーサル会を毎年開催しております。来年度には6月にオープンした新しいホールにてチャリティコンサートの開催も予定しております。将来的な目標として、一層当コンサートを憧れに思っていただけるような大きなホールでの開催や、室内楽・オーケストラとのコンチェルト協演企画等を目指しています。グランミューズ部門の更なる発展を願っています。

最後にこの場を借りまして、今回の入賞者記念コンサートの開催に際し、大変お世話になりましたピティナ大阪支部支部長の勢志佳子先生、当日開催スタッフとしてご尽力いただきましたショパニスト関西会員有志の皆さまに厚く御礼申し上げます。

生徒さんが入賞者記念コンサートに参加して
前土井 緑 先生(広島県・指導会員) 指導者

私の教室は今年はじめてコンぺティションに参加しました。参加後、入賞者記念コンサートがあると聞き、早速入賞した生徒さんに声をかけ、3名がコンサートに参加しました。

広島では第1回目の入賞者記念コンサートということで、コンクールを頑張ったご褒美的なコンサートという風に思い、私も生徒さんも入賞者記念コンサートをとても楽しみにしていました。事前に頂いていたインヴィテーションカードを教室で配り、コンサート当日は教室の生徒さん達をはじめ、たくさんのお友達が見に来てくれました。客席満員のホールに、出演の生徒さん達はとても緊張したようですが、3人ともコンクールとはまた違った感じで熱演していたように思います。

参加者の幼稚園年長さんの寺内瑛理さんは、コンサートのトップバッターでした。ステキなドレスを着て、大きなホールの大きなピアノで、「楽しかった!うまく弾けたよ。」と、レッスンの時以上に上手に弾いてニコニコでした。

池田あおいさんは、自分の演奏後コンサートの最後まで残って、憧れのお姉さんの演奏を聴き、演奏後には個人的に握手してもらい、記念撮影もしてもらったそうです。それを聞き、私はとても驚いたのですが、上手なお姉さん達は小さい生徒さん達にとってアイドル的な存在なのだと感じました。

井田歩花さんは、コンペティションには初参加でしたが、ピティナ・ピアノステップやブルグミュラーコンクールへは参加したことがあったので、入賞者記念コンサートの舞台も楽しんでいたように思います。

参加した生徒さん達も、聴きにきてくれた生徒さん達にとっても、たくさんの同年代の方の演奏に触れ、多いに刺激になったと思います。

この度主催された広島中央支部の中津さん、支部長の沢田菊江先生には大変お世話になりました。コンペティション初参加を通して、四期を満遍なく学ぶ事ができ、ピアノ演奏技術の向上と共に、コンクールに至るまでの計画力・努力・忍耐力・本番力と精神的にも様々な力を身につけることができる機会だと思いました。生徒と共に指導者である私も成長できる場として、今後も是非参加させていただきたいと思います。

入賞者記念コンサートの旅~一期一会を噛みしめる~
上田実季さん(特級銀賞)ゲスト

昨年の11月から12月にかけて、鳥取・岡崎・諏訪・沖縄の4つの入賞者記念コンサートにゲストとして参加させていただきました。バッハの「トッカータ」やシューマン=リストの「献呈」、ブラームスの「四つの小品 Op.119」などを演奏しました。それぞれの土地で、たくさんの出会いがあり、本当に素晴らしい経験をさせていただきました。12月はほぼ毎週の土日、入賞者記念コンサートで各地を巡っていました。

ピアノを一生懸命学ぶ子どもたちと間近でコミュニケーションを取ることができたのは、大切な経験になりました。これまでもアウトリーチ活動などで、子どもたちの前で演奏させていただくことがありましたが、自分と同じようにピアノを学ぼうという意欲を持っている子どもたちばかりの前で演奏する入賞者記念コンサートは他にはない特別な機会だと思います。

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