【レポート】学校クラスコンサート(11/16:勝山小学校)

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2009/12/04
maebashiCIMG0545.jpg街路樹も美しく色づいた11月16日、前橋市立勝山小学校
にて群馬県で始めてのピティナ・学校クラスコンサートが
執り行われました。
勝山小学校は遠くから上毛の山々に囲まれ、すぐそばには
利根川や由緒ある五千石用水が流れる自然豊かな歴史の
ある地域に位置します。 

きらきら光る目をした、まさにこれから伸びようとする4年生たちにmaebashiCIMG0548.jpg
対峙するのは、ピアニストの西川潤子先生です。
まずはピアノの回りに子供たちを集めて、「幻想即興曲」で
子供たちの心をわしづかみにしてしまいました。
速く回る指に目を丸くする子、ピアノのハンマーやダンパーに動きに釘付けになる子、ピアノの下にもぐり込んでその振動を楽しむ子、子供たちはあっという間に興奮状態です。
サン・サーンス=ゴドフスキーの「白鳥」は目をつぶって、「きらきら星変奏曲」や「子犬のワルツ」では身体中でリズムを感じ、西川先生が用意して下さったかわいらしい絵や素敵な紙芝居でイメージをふくらませて楽しんでいる様子が伺われました。

音楽室に貼ってある天才音楽家たちがちょっと身近になったような気がしてくるから不思議ですmaebashiCIMG0549.jpg。 
クラシック音楽の素晴らしさ、美しさを身体いっぱいにあびた後は、子供たちの合唱と西川先生のピアノの共演です。音楽専科の黒澤先生の楽しい話術と指揮で子供たちの声はいつにも増して伸びやかで明るく感じました。「もみじ」「夢の世界を」そして最後は「勝山小学校校歌」です。
「ピアニストの伴奏で歌えるなんて、なんてすごいの!」という誇らしい気持ちが伝わってきます。
西川先生も「その学校の校歌が一番緊張します。」とおっしゃっていました
が、一生懸命子供たちの為に伴奏して下さる真摯な姿は本当に感動的でした。 

本物の音楽に接し充実した時間を過ごした子供たちは、ちょっと上品になった
気分で満足気に教室を出て行きます。この感動はきっといつまでも子供たちの
胸に残ることでしょう。
その時間を共有できた私たちスタッフも満足感でいっぱいになってしまいました。
(前橋ピュア!!ステーション:高橋久美子)

♪この事業は平成21年度郵便事業株式会社年賀寄付金の助成を受けて実施いたしました。

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