大人のためのクリスマスコンサートVol.4

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2007/01/18


2006年12月23日(祝・土) 於 Conservatory「chez Mozart」(シェモザー)
06chezmozartxmas01.jpg毎年大好評をいただき、今年で第4回目となった恒例のシェモザー「大人のためのクリスマスコンサート」。クリスマスは、サンタさんが来ると信じている子供達だけのものではありません。大人にも夢を届けましょう・・・!

今年のクリスマスツリーのテーマカラーは、赤、白、緑・・・いわゆるクリスマスカラー。
数週間前から毎週末になると、シェモザーの庭に植えたユーカリの木の枝をバッサリと剪定し、その日のレッスンを終えた夜、体中いっぱいその爽やかなユーカリの匂いに包まれながら、玄関に飾るリースやコンサバトリーの天井から吊るすアドヴェントリースを作り、暖炉の上にはツリーと同系色の生花のアレンジメント・・・とせっせと精を出しました。そして、ホールのクリスマスツリーには、いつかTVで見たワシントンのホワイトハウスのように、大きく真っ白なカサブランカで生花だけのオーナメントを作り、またいつものようにきれいな紙に包まれたチョコレートには、ひとつひとつ丁寧に金糸を付けては一緒に飾り付けました。私にとっては、それはまさに大人のクリスマスそのものであり、普段の喧騒を忘れ、リフレッシュできる幸せな瞬間でもありました。

[写真1]
コンサバトリーの暖炉とアドヴェントリース
シェモザーの庭のユーカリで作ったお手製です。

さて、いよいよ本番のコンサートには、今年も多彩な顔ぶれの出演者、地元の情報誌などでうわさを聞きつけた満員のお客様で大盛会となりました。
初出演が3名、2回以上が3名、そして4回連続出演が4名という10組の出演者で、ピアノ、声楽、ヴァイオリン、クラリネットと様々で、20代から70代まで、しかも男女仲良く5名ずつという方々による演奏でした。毎年回を重ねるたびに、着実に上達され、それぞれの個性と魅力をもってご自身を表現されているように思いました。
ほとんどの方がアマチュアで、それぞれお仕事をしながら音楽をエンジョイされており、その豊かな人生があるからこそ輝き、充実されているのだと実感しました。
 演奏会後のティーパーティーでは、今年は英国式ハイティーパーティーと洒落込み、数種類のお菓子と共に、チーズとほんの少しのワインも楽しんでいただきました。またそのティーパーティーの中では、PTNAかつらぎステーションのスタッフでもある作詞作曲家の安藤久美先生作によるシャンソン披露や、同じくスタッフの先生(大杉恵子先生と吉田好子先生)がピアノ連弾を演奏してくださり、またモーツァルトイヤーにちなみ、音大生による弦楽四重奏で「アイネクライネナハトムジーク」など、大変楽しく盛り上がりました。
「音楽は人間が結びつくためにある」そして「音楽は人生そのもの」をまた思い知らされるひと時でした。

今年は、シェモザーもお陰様で5周年。皆様と共にお祝いしたいと思っています。どうぞお楽しみに!
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[写真2] 関 俊子さん(メゾソプラノ・4回目*)
この日の最年長者である関さんは、連続4回出演。
年を重ねるごとに益々オシャレで素敵に輝いていらっしゃいます。

[写真3] 三木 正義さん(クラリネット・初参加)
三木さんは、不動産業を営まれる傍ら、地元のオーケストラや音楽協会主催のコンサートなど、演奏経験豊かな素敵な紳士。
ベテランらしい楽しい演奏でした。

[写真4] 澤野 貴昭さん(ピアノ・初)
モーツァルトの「トルコ行進曲」の他に、
バッハの平均律1巻より1番のプレリュードを披露。
その後2人のヴァイオリンとの重奏で、グノーの「アヴェマリア」を演奏。
バッハではペダルを踏まず、グノーではペダルを使用され、様式をきちんと踏まえたところは流石でした。
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[写真5] 鈴木 靖夫さん(テノール・2回目)
40年以上にも渡り、毎年ベートーヴェンの第9を歌い続け、リサイタルまで開いたというマニア。
いつもにこにこ笑顔絶やさず、歌う姿はまるで青年のようでした。

[写真6] 藤田 和嗣さん 山本 沙恵さん 奥田 雅代さん(6手連弾)
大人のクリスマスではすっかりお馴染みになった藤田さんと奥田さん、そして今回ヴァイオリンの伴奏者として初出演の山本さんの3人はまるで親子のような仲良し同門生。
娘達に支えられ、人差し指だけで高音部を弾かれる藤田さんがとてもチャーミングでした。 

[写真7] 岩本 章さん(ヴァイオリン・2回目)
昨年、大病に臥し、それでも音楽するために奇跡的にも生還できたという、大のヴァイオリン好き。
生きる喜び、音楽できる喜びを体中で味わっているというメッセージはとても感動的でした。

*( )内は参加楽器/おとなのためのクリスマスコンサートへの参加回数


▼当日のプログラム▼

<第1部>

1 ノヴェレッテ 第3番   (プーランク)       ピアノ 畠山 恵三子
2 Lascia chio Pianga    (ヘンデル)
  むこう むこう      (中田 喜直)     メゾソプラノ 関 俊子
  鐘が鳴ります       (山田 耕筰)        ピアノ 小林 愛子
3 エリーゼのために    (ベートーヴェン)       ピアノ 藤田 和嗣
4 星に願いを        (ハーライン)      クラリネット 三木 正義
  鈴懸の径         (灰田 有紀彦)        ピアノ 本多 千紘              
5 トルコ行進曲         (モーツァルト)       
  平均律第1巻 第1番 プレリュード  (バッハ)      ピアノ 澤野 貴昭
  アヴェマリア           (グノー)      ヴァイオリン 岩本 章      
                                  岡田 さほり
<第2部>
1 愛しのクリスティーヌ   (クレーダーマン)       
  ノスタルジー        (クレーダーマン)       ピアノ 植田 洋子
2 かやの木山        (山田 耕筰)
  白月           (本居 長世)         テノール 鈴木 靖夫
  オペラ「トゥーランドット」よりNessun dorma(プッチーニ)   ピアノ 高本 悦子
3 軍隊ポロネーズ       (ショパン)        ピアノ 奥田 雅代
  6手連弾「チムチムチェリー」(シャーマン) 藤田 和嗣(P1)           
                                  山本 沙恵(P2)
                                  奥田 雅代(P3) 
4 冬のソナタより「はじめから今まで」           ピアノ 汐見 明美
5 愛の挨拶        (エルガー)
  アリオーソ       (バッハ)         ヴァイオリン 岩本 章
  白鳥          (サンサーンス)          ピアノ 山本 沙恵 


(レポート:PTNAかつらぎステーション 岡田一美)


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