奨学生よりメッセージ

過去の福田靖子賞選考会入選者(公益財団法人福田靖子賞基金奨学生)より、福田靖子賞選考会に応募を検討される皆様へ、選考会の思い出やその後のフォローについてのメッセージをいただきました。

◆桑原志織さん(2013選考会第2位優秀賞)

福田靖子賞優秀賞をいただいた3年前のことは、今でも鮮明に覚えています。選考会は特級ファイナルの翌々日から始まり、正直なところ特級で気力を使い果たした私は、かなり疲れていました。ところが、選考会で海外の先生方の素晴らしいレッスンを受けるにつれてエネルギーが甦り、入賞へと繋がりました。
その後は福田靖子賞の本領を目の当たりにしていきます。選考会参加者は何年間もの長きに渡り、様々な得難いサポートを受けられます。特に渡航費助成を受け、海外の演奏会や講習会等、国際舞台での経験を積ませていただけることは最高の恩恵です。自ずと世界を意識し、音楽はもちろん、語学や芸術を学ぶ意欲が飛躍的に高まります。世界の一流教授陣による東京でのマスタークラスも毎回感動の連続で、大きな糧となります。その他、海外のトップピアニストや巨匠らと直接交流できるワークショップにも参加でき、国際的なステージを見据えた手厚いサポートが得られるのです。これらのご支援に私は心から感謝しています。
応募する際は躊躇もあったのですが、高校3年のときのこの決断が、その後の自分を変えたと断言できます。皆様もどうか勇気をもってチャレンジなさってください。

◆東海林茉奈さん(2013選考会第3位奨励賞)

私は第6回福田靖子賞選考会に参加しましたが、選考会への参加は私にとってとても貴重な経験となりました。海外の一流の先生方の素晴らしいレッスン、同世代で同じ志を持つ人たちとの出会い、そして最終日の選考会で演奏させていただける喜び。期間中は、驚くほど密度の高い時間を過ごすことが出来ました。
また、参加後のサポートもとても充実しています。具体的にはマスタークラスの受講費を補助していただけることや、ワークショップ、勉強会などを通じて音楽を深く勉強する機会を与えてくださること、また海外へ行く際の渡航費の補助などです。このような充実したサポートをしていただけるのは、音楽を勉強したいという気持ちを持つ人たちにとって、この上もなく素晴らしい環境だと思います。私自身、このようなサポートを受け、いつも素晴らしい勉強の機会を与えてくださる福田靖子賞基金には感謝の気持ちで一杯です。
例えば今年の3月には、ドイツの歌手プレガルディエンとパートナーを組んでいる、非常に音楽的なピアニスト、ミヒャエル・ゲース先生を招いてのワークショップが開催され、モデル受講生として参加させていただくことが出来ました。私が尊敬するこの真の芸術家と、直に触れ合えたことは、本当に貴重な経験となりました。このような体験をさせていただける機会を与えてくださることも、選考会参加後のサポートの魅力だと思います。
選考会に参加すること自体がとても勉強になると思いますし、その後のサポートも充実していますので、これから参加する方々にも、是非良い機会にしていただきたいです。

◆中川真耶加さん(2011選考会入選)

わたしが福田靖子賞選考会を受けたのは第5回(2011年)で高校3年生のときのことです。数日の集中レッスンの最終日に、レッスン内容を自分なりに消化して本番の舞台に挑むという、初めての経験に戸惑いながらも大変貴重な機会であったことを思い出します。
そしてこの福田靖子賞のその後のサポートの素晴らしさに本当に助けられて、これまで長い期間にわたり、数え切れないほどお世話になってきました。巣鴨で行われるピアノマスタークラスでは、世界中の素晴らしい教授陣やピアニストの先生方のレッスンを受ける機会に恵まれました。また、わたしが初めて海外のマスタークラスを受講するきっかけになったのも渡航費のサポートが受けられたからこそ実現出来たと思います。おかげさまでその後も、昨年今年と海外の音楽祭やセミナーに積極的に参加し、様々な経験を重ね視野を広めています。
音楽の勉強は奥が深く、多くの豊かな経験の場、出会いの場が必要にもなってきます。チャレンジしたいことがあっても思うように動けないこともある中、福田靖子賞からの手厚いサポートには、金銭的のみならず精神的にも本当に助けていただき、日々感謝の気持ちでいっぱいです。わたしにとってこの選考会は、音楽を勉強し続けていく上で大きな出会いだったと強く思います。

◆平間今日志郎さん(2013・2015選考会入選)

私は第6回・第7回福田靖子賞選考会に参加させて頂きました。他のアカデミーとこの選考会を比較したときの最も素晴らしい点は、選考会終了後も全ての参加者に献身的なサポートをしてくださるということです。
そもそも私が福田靖子賞選考会に参加したかった大きな理由は、3人もの著名な先生方のレッスンを受けたかったからです。将来的に留学したいと考えていた私は多くの先生のレッスンを受けて、「この先生からもっと教わりたい!」 と思う先生を探していました。そして、第7回の選考会でスタニスラフ・ユデニッチ先生と出会い、 先生のもとへ留学することになるのですが、それまでにも第6回終了後から継続的に福田靖子賞基金にサポートしていただき、海外の著名な先生方のレッスンを受ける機会をいただきました。また海外のセミナーを受講する際の渡航費も支援していただきました。 先生との良き出会いやさまざまなサポートを受け、欧米へと翔び立つきっかけになった選考会に感謝しています。

ホーム > ピアノコンクール > 関連イベント > 福田靖子賞 > 奨学生よりメッセージ