1.指導実技


指導実技 ~実践的なレッスンと講評で指導力を磨く~
  • ピアノ指導の実践的な「指導力」に対し、「一定の指標および評価基準」を設定し、適切な「第三者評価」を付与することによって、効果的にピアノ指導者の「指導力」を維持・向上させていくことを目的としています。
  • 3名の審査員により、「採点」「講評」「合否判定」による審査を行います。(審査の観点ついては、こちらを参考にしてください)
  • 各課程の指導実技の課題は、下記の範囲より出題されます。参加者には、実施日の2~3週間前に、出題範囲をさらに絞ってお知らせします。
  • 2011年度から2013年度にかけての改定は特にございません。

初級者指導課程

(1)~(2)より、当日指定された1曲のレッスン(10 分程度)
(1) 2013年度コンペA2 ~ B 級の課題曲より
(2) ステップ導入1~ 応用3の教則本・練習曲・レパートリー(クラシック)より

中級者指導課程

(1)~(2)より、当日指定された1曲のレッスン(12 分程度)
(1) 2013年度コンペC ~ D 級の課題曲より
(2) ステップ応用4 ~発展2 の教則本・練習曲・レパートリー(クラシック)より

上級者指導課程

(1)~(2)より、当日指定された1曲のレッスン(15 分程度)
(1) 2013年度コンペE ~ F 級の課題曲より
(2) ステップ発展3~展開3の教則本・練習曲・レパートリー(クラシック)より

指導実技のモデル生徒は、ピティナ本部で手配します。

2013年度秋冬期
指導実技課題曲

◆初級者指導課程◆
※下記のいずれかより、当日指定された1曲のレッスン
 ・ブルグミュラー/25の練習曲
 ・ピアノの練習ラジリテー
 ・バスティン・ピアノベーシックス ピアノ(レベル3、4)


◆中級者指導実技課程◆
※下記のいずれかより、当日指定された1曲のレッスン
 ・ソナチネ集 第1巻
 ・カバレフスキー こどものためのピアノ小曲集 Op.27
 ・ブルグミュラー/18の練習曲


◆上級者指導実技課程◆
※下記のいずれかより、当日指定された1曲のレッスン
 ・バッハ・シンフォニア
 ・ソナタ集 第1巻
 ・ドビュッシー/ベルガマスク組曲より 「プレリュード」「月の光」「パスピエ」
 ・ドビュッシー/前奏曲集より 「亜麻色の髪の乙女」





学習ガイド 

指導実技は、10~15分間の審査時間で、1曲をレッスンすることになります。1曲あたりのレッスン時間としては、日頃のレッスンとほぼ同様の条件にすることで、日頃のレッスンの中で指導実技の対策を積んでいただくことを期待しています。

<審査の観点>
指導実技は、指導実績のあるベテランの指導者から、幅広い観点で審査をしていただきます。指導実技の対策としては、下記の観点を参考にされるのも一つの方法となるでしょう。

(1)生徒対応に関する観点生徒の年齢や性格、学習進度に合わせ、良好なコミュニケーションがとれているか。生徒の学習意欲の維持・向上を促せたか。
(2)課題抽出に関する観点生徒の初回演奏から、適切に課題抽出がされているか。すぐに解決できる課題か、長期的に対応すべき課題かを把握しているか。
(3)課題解決に関する観点各課題を解決するための、適切な口頭説明や見本演奏、効果的な練習方法の提案がなされているか。
(4)時間配分に関する観点10~15分間の1曲のレッスン時間の中で、優先順位付け、効果的な時間配分、レッスン進行がなされているか。
(5)指導効果に関する観点総合的な視点において、生徒の演奏に改善が見られたか。レッスンの効果はあったか。

<参加の留意点>
指導実技は、審査員や他の受験者の前での公開のレッスンになります。また、モデル生徒も、初めて顔合わせをする方々になります。会場によっては、マイクを使用する場合もございます。日頃のレッスンとは、一部異なる環境の中でのレッスンである点を予めご留意ください。

<採点票の活用>
採点票には、3名の審査員1人1人より、総合評価による採点のほか、直筆の講評をいただきます。各指導実技の審査の観点をベースに、「優れているポイント」および「改善が望まれるポイント」が、各審査員の視点で具体的に挙げられています。今後のレッスンにも役立つ内容ですので、十分にご活用ください。

<講評の活用>
指導実技の審査の終了後は、原則として、「講評」の時間が設けられております。当日の審査員から、指導実技に関する口頭での講評・アドバイスをいただきます。質疑応答も可能ですので、学習上の疑問点などがありましたら、積極的にこの機会をご活用ください。